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子どもの「やりたい!」を育てる関わりのコツ(自主的学習の意欲を引き出す方法)

子どもの「やりたい!」を育てる関わりのコツ(自主的学習の意欲を引き出す方法)

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はじめに

お子さまが自ら学びたいと思う意欲は、将来の成長にとって重要な要素です。しかし、どのようにお子さまの「やりたい!」を引き出し、自主的な学習意欲を育むことができるのでしょうか?本記事では、お子さまの関心や探究心を喚起するためのコツをご紹介します。これらのアプローチを取り入れることで、お子さまの成長を促し、自主的な学びの道を拓くことができます。

子供の意欲を引き出すコツ(具体的な会話例付き)

コツ1:お子さまの興味を尊重し、関わり方を見守る

お子さまが何か新しいことに挑戦しようとするとき、まずはその興味を尊重し、関わり方を見守りましょう。お子さま自身が主体的に学びたいと思っていることに対して、大人が過度に関与してしまうと、お子さまの意欲が失われてしまうことがあります。ですから、お子さまが取り組んでいる様子を静かに見守り、必要な時にはサポートする姿勢が大切です。

会話例

親:「ねえ、最近何かやりたいことはある?」
子:「宇宙についてもっと知りたい!」
親:「それは素晴らしいね!宇宙って本当に不思議で面白いよね。どうやって宇宙のことを学びたいと思ってるの?」
子:「本を読んだり、宇宙の映画を見たりしたい!」
親:「それなら、一緒に本屋さんに行ってみようか。宇宙に関連する本を探してみよう!」

会話例

親:「最近、宇宙についてもっと知りたいって言ってたね。どうしたら宇宙のことを学べるかな?」
子:「宇宙の本が読みたい!」
親:「それなら、一緒に本屋さんに行って宇宙に関連する本を探そうか?どんな本が読みたい?」
子:「宇宙の星や宇宙船についての本がいいな!」
親:「素敵なアイデアだね!じゃあ、一緒に本屋さんで探してみよう!」

お子さまの興味や関心を尊重し、見守ることで、自主的な学習意欲を引き出すことができます。

コツ2:興味を広げる環境を整える

お子さまの興味が特定の分野に向いている場合、それに関連する本や実物を身近に用意することで、興味を深めるきっかけを与えることができます。例えば、お子さまが宇宙に興味を持っている場合、宇宙関連の本やドキュメンタリーを手に入れたり、星空を見る機会をつくったりすると良いでしょう。こうした環境づくりは、お子さまの興味を広げ、自主的な学びの意欲を高める助けとなります。

会話例

親:「最近、お絵描きに興味があるみたいだね。どんな絵を描きたいの?」
子:「動物の絵が上手に描けるようになりたい!」
親:「それなら、一緒に美術館に行ってみようか。動物の絵をたくさん見ることができる場所があるよ!」
子:「本当に行ってみたい!」

会話例

親:「お絵描きが上手だね!もっと色々な絵を見てみたいかな?」
子:「うん!見てみたい!」
親:「じゃあ、美術館に一緒に行って、たくさんの絵を鑑賞しよう!新しいアイデアや絵の技法を学ぶことができるよ!」
子:「わーい!楽しみ!」

興味を広げる環境を整えることで、お子さまの学習意欲を促進することができます。

コツ3:取り組む姿勢をほめて励む

お子さまが難しい問題や課題に取り組んでいる時は、結果にフォーカスするのではなく、その取り組む姿勢自体をほめて励みましょう。お子さまが自ら挑戦しようとする意欲を褒めることで、自己肯定感を高めることができます。例えば、「難しい問題に取り組もうと思ったんだね、すごい頑張りだよ!」と声をかけることで、お子さまは安心して新たな挑戦に取り組むことができるでしょう。

会話例

親:「今日の算数の問題、難しそうだったけど頑張って取り組んでいたね。すごい努力だよ!」
子:「でも、答えが出せなかった…」
親:「大丈夫、難しい問題でも挑戦したこと自体が素晴らしいんだよ。次に活かせるように一緒に頑張っていこうね!」

会話例

親:「この数学の問題、とても難しそうだけど、がんばってるね!」
子:「うーん、難しいけど、頑張って解いてみる!」
親:「素晴らしい!困難な問題に挑戦する姿勢、とても立派だよ。きっと解けるようになるから、一緒に頑張ろう!」

お子さまの取り組む姿勢をほめて励むことで、自主的な学習意欲を支えることができます。



コツ4:日常の中で話題を通じて学びを促す

テレビやニュースなどの話題を通じて、お子さまの視野を広げ、興味を引き出すことも有効です。日頃から、お子さまと一緒にテレビ番組を見たり、ニュースを共有したりすることで、情報を受け取り、考える力を養うことができます。また、自分の意見や感想を伝えることで、お子さまの思考力や表現力も育むことができます。

会話例

親:「ニュースで地震のことを取り上げていたよ。地震について何か知ってる?」
子:「揺れることとか、危ないってことは知ってる!」
親:「そうだね。地震のことをもっと詳しく知りたかったら、一緒に図書館で本を調べてみようか?」

会話例

親:「今日のニュースで地震のことをやってたよ。地震について知りたいことある?」
子:「どうして地震が起きるの?」
親:「それは素晴らしい疑問だね!一緒に地震に関する本やインターネットで調べてみよう!どんなことが分かるか楽しみだね!」
子:「わーい!一緒に調べよう!」

日常の話題を通じて学びを促すことで、お子さまの知識や思考力を発展させることができます。

まとめ

親と子の会話を通じて、「やりたい!」を育む関わりのコツを見てきました。お子さまの興味を尊重し、関わり方を見守ることで自主的な学びの意欲を引き出すことができます。親子の会話を通じて、お子さまの興味を広げる環境を整えたり、取り組む姿勢をほめて励んだり、日常の話題を通じて学びを促すことが大切です。親が子どもの興味に共感し、一緒に関わる姿勢を示すことで、お子さまは自信を持って新たなことに挑戦し、成長していくでしょう。親子の関わりを大切にし、お子さまの「やりたい!」を育てていきましょう。



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